後遺症から職場復帰に際しての指標及び目安について教えてください。

まずは、医療機関を受診し、医師による治療を受けていて、日常生活を問題なく送れていることが最低ラインです。そして、本人の仕事内容に近いことを試してみて、その後に動けなくなるようなことがないか、という点が1つの判断基準となります。

 例:①事務職等の方:

書籍を読んだ後に頭がもやもやした感じがして疲れないか。

   ②体を動かす職種の方:

一日中外出をした後に疲れて寝込むようなことがないか。

また、厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き~メンタルヘルス対策における職場復帰支援~」や職場復帰準備性評価シート等を活用する方法もあります。

具体的な事例を用いた説明動画はこちら(YouTubeに遷移します。) 厚生労働省「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き~メンタルヘルス対策における職場復帰支援~」

令和6年6月23日開催コロナ後遺症オンライン研修会 質疑応答
東京iCDC後遺症タスクフォース 産業医科大学
立石 清一郎先生

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