罹患後りかんご症状しょうじょう(後遺症こういしょう)とは

新型(しんがた)コロナが良(よ)くなったあとに、他(ほか)の病気(びょうき)はないけれど、体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)いことがあります。
たとえば、元気(げんき)が出(で)ない、コロナになる前(まえ)と同(おな)じようには動(うご)けない、息(いき)をするのがむずかしい、味(あじ)やにおいが分(わ)からないなどです。

いつから具合(ぐあい)が悪(わる)くなって、どのように続(つづ)きますか

  • 新型(しんがた)コロナになってからずっと続(つづ)いている
  • 新型(しんがた)コロナが良(よ)くなってから、しばらくしてはじまる

一度(いちど)具合(ぐあい)が良(よ)くなっても、また悪(わる)くなることがあります。

動画(どうが)(約4分) サムネ_後遺症とは

厚生労働省(こうせいろうどうしょう)は、新型(しんがた)コロナになった後(あと)に体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)いことを「罹患(りかん)後(ご)症状(しょうじょう)」(Post COVID-19 condition)と言(い)っています。
※このポータルでは、これを「後遺症(こういしょう)」と書(か)いています。

新型(しんがた)コロナになった後(あと)に、体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)くなる理由(りゆう)はまだ分(わ)かっていません。

後遺症(こういしょう)でどのように具合(ぐあい)が悪(わる)いですか

後遺症(こういしょう)<新型(しんがた)コロナになった後(あと)に体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)いこと>はいろいろあります。
具合(ぐあい)がとても悪(わる)い人(ひと)や少(すこ)し悪(わる)い人(ひと)がいて、人(ひと)によってちがいます。元気(げんき)になるまでの時間(じかん)も人(ひと)によって違(ちが)います。
ほとんどの人(ひと)は、だんだんと良(よ)くなります。

[どのように具合(ぐあい)が悪(わる)いですか]

・元気(げんき)が出(で)ない ・集中(しゅうちゅう)できない

・頭(あたま)がぼーっとする ・頭(あたま)がいたい ・体(からだ)がいたい

・せきがでる、息(いき)をするのがむずかしい ・かみの毛(け)が抜(ぬ)ける ・覚(おぼ)えることができない、すぐに忘(わす)れる

・においが分(わ)からない ・味(あじ)が分(わ)からない ・眠(ねむ)れない

後遺症(こういしょう)かもしれない、と思(おも)ったら、ここを読(よ)んでください。

あなたやまわりの人(ひと)が後遺症(こういしょう)かもしれない、と思(おも)ったら、
むりをしないで、いつも行(い)く病院(びょういん)や保健所(ほけんじょ)に相談(そうだん)しましょう。

いつも行(い)く病院(びょういん)がないときは、下(した)のリンクから病院(びょういん)を探(さが)すことができます。

子(こ)どもや働(はたら)いている人(ひと)の後遺症(こういしょう)

【子(こ)どもの後遺症(こういしょう)】

子(こ)どもが後遺症(こういしょう)になることもあります。体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)くて、学校(がっこう)の勉強(べんきょう)が分(わ)からない、みんなと運動(うんどう)やクラブ活動(かつどう)ができない、学校(がっこう)に行(い)けないことがあります。

よくあるようす

  • 小学校(しょうがっこう)3年生(ねんせい)や4年生(ねんせい)くらいから高校生(こうこうせい)までの子(こ)どもが後遺症(こういしょう)になることが多(おお)いです。もっと小(ちい)さい子(こ)どもがなることもあります。
  • 大人(おとな)と同(おな)じで、後遺症(こういしょう)はいろいろです。子(こ)どもは、朝(あさ)起(お)きられないこともあります。元気(げんき)がなくて動(うご)けないこともあります。
  • 一方(いっぽう)で、子(こ)どもが元気(げんき)がなくて動(うご)けない、子(こ)どもがすぐに疲(つか)れるから、後遺症(こういしょう)だと思(おも)っていたけれど、鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)( iron-deficiency anemia)など、子(こ)どもに多(おお)い別(べつ)の病気(びょうき)のこともあります。

何(なに)をしますか

  • 具合(ぐあい)が悪(わる)いことを分(わ)かってあげて、それぞれの子(こ)どもに合(あ)うやり方(かた)で生活(せいかつ)します。
  • 子(こ)どもの体(からだ)のようすで気(き)になることがあれば、病院(びょういん)に行(い)って医者(いしゃ)に相談(そうだん)しましょう。

【働(はたら)いている人(ひと)の後遺症(こういしょう)】

新型(しんがた)コロナになった後(あと)に、ずっと体(からだ)の具合(ぐあい)が悪(わる)くて、会社(かいしゃ)に行(い)くことや働(はたら)くことができないことがあります。

よくあるようす

  • 朝(あさ)起(お)きられなくて、会社(かいしゃ)に行(い)くことが大変(たいへん)になった。
  • 仕事(しごと)の約束(やくそく)を忘(わす)れる。すぐに忘(わす)れることが多(おお)い。
  • すぐに疲(つか)れてしまって、長(なが)い時間(じかん)、仕事(しごと)ができない。
  • たくさん歩(ある)くことができない。階段(かいだん)をのぼるときに息(いき)をすることがむずかしい。

会社(かいしゃ)ができること

  • 新型(しんがた)コロナになる前(まえ)と同(おな)じように仕事(しごと)ができないのは、後遺症(こういしょう)のせいかもしれません。
  • 後遺症(こういしょう)の人(ひと)が、困(こま)っていることや助(たす)けてほしいことを考(かんが)えます。そして、助(たす)けてほしいことを自分(じぶん)で会社(かいしゃ)に言(い)います。
  • 上司(じょうし)(会社(かいしゃ)の人(ひと))は、「助(たす)けてほしい」と言(い)われたら、「何(なに)をするときに困(こま)っていますか」と後遺症(こういしょう)の人(ひと)に聞(き)きます。そして一緒(いっしょ)に話(はな)します。
    一緒(いっしょ)に話(はな)すことがむずかしいときは、産業医(さんぎょうい)(occupational health physician)に相談(そうだん)することも良(よ)いやり方(かた)です。
    (産業医(さんぎょうい)がいない会社(かいしゃ)の人(ひと)は地域(ちいき)産業(さんぎょう)保健(ほけん)センターに相談(そうだん)できます。)

*会社(かいしゃ)の人(ひと)が、後遺症(こういしょう)の人(ひと)に助(たす)けてほしいことを聞(き)かないで助(たす)けることは、その人(ひと)にとって良(よ)くないことがあります。
*ときどき、後遺症(こういしょう)の人(ひと)に体(からだ)のようすや仕事(しごと)について、聞(き)きます。そして、何(なに)を助(たす)けたらよいか、もう一度(いちど)考(かんが)えます。